青春へのサーチライト沖野です。
今回も600字数制限でブログを書く。
*取り組みとして [600字数制限]をかけてブログを書く
それでは
2月8日の [600字数制限] いってみよう。
春が来る2月、久々の回想
あたたかくなってきたのを感じる。
松任谷由実さんの有名な歌で「春よ来い」という歌がある、みなさん知っているだろう。
だいたい4月とか何故かお正月とかにテレビで流れたりする。
4月の本当にあたたかくなる頃によく聞く。
なんだか「来い!春よ来い!」というお気持ちになれない。春爛漫を実感しているさなかによく歌われる歌なので。…私の所感である。
対して2月は違う。
まさに「春よ来い」だ。春の訪れを迎え始める季節である。
春爛漫の4月といえば、桜だろう。
一時期、というかかなり長い間私は国立市に住んでいた。桜の名所として知られている。
一橋大学という大きな大学があり、街の真ん中にその大学まで広く整備された大通りが通っている。そこに桜並木が連なる。
品のいい街で、洒落た店がたまに目につく。
が、春はおそろしく淡いピンクの桜に埋め尽くされ、そこら辺りひたすら花びらが散り、すごい光景になる。いやほんとに。
マンションの入り口に花が吹き溜まる。
住んでいたのは、駅前のマンションで、
13階の階段から街を見下ろせた。
マンションの踊り場から街の光景をぱあっと目に映す。
駅前ロータリーを眺めると、こかしこに桜が散り、花を見に来た観光客、活気づいた街の人達とにぎやかな所を見渡せた。
私をとりまく空気は暖かく、陽があたり、駅からはにぎやかな声が聞こえてくる。
心底、ああ春だと実感した。そういう思い出がある。(8歳とかのことだったかな。)
私にとって松任谷由実さんの歌が流れるころは、4月の初中旬は、この過去の記憶に象徴されている。
あれから何年も過ぎて、また違う春を迎える。また違う街で。違う歳で。
春が来たら桜が咲く。今年はどんな春が訪れるかな。